簡単に言うと、人の出入りを管理することです。
部外者が勝手に入室することを防いだり、特定の部屋への出入りの記録を厳密にとることです。
出入口を常に施錠しておくことは防犯上重要ですが、出入りの度に鍵で開け閉めすることは現実には困難です。
また、昨今では内部犯罪への対策も重要とされ、特定の部屋や区画へは曜日や時間帯で出入りを制限し、誰がいつ、出入りしたかの記録を厳密に管理することが求められています。
例えばこんな感じ
・外部からの出入口は常時施錠し、部外者が入れないようにする
・特定の部屋への入室を社員ごと、時間ごとに制限する
・出入りの記録をPCに自動的に記録する
扉の鍵を電気的に管理できるタイプ(電気錠など)に交換し、電気錠を解錠するためのID認証リーダーを設置します。
出入りを管理する扉の鍵を「電気錠」に交換します。扉の種類によっては電気錠に交換できない場合があり、扉の交換が必要になる場合があります。電気錠を設置することで扉は常閉状態となり、ID認証リーダーで許可された者のみが入室できるようになります。
構成イメージ
ログ管理のイメージ
*認証時の撮影画像は、顔認証リーダー使用時のみ表示されます。
一般的な導入ステップ
運用目的、運用規模、設置する環境を考慮して最適なID認証リーダーを決めましょう。
ID認証リーダー選定の基準
1.運用するユーザーの数:出入り管理する区画への通行人数、通行頻度
2.安全性(セキュリティレベル):どの程度の安全性が必要か
3.利便性:登録のしやすさ、認証の速さ
4.設置環境:屋内に設置するか、屋外に設置するか
ID認証方式の種類と主な特徴
ID認証リーダー、電気錠などの機器費用、ソフトウェア導入費用、機器の設置工事費用、保守費用が必要となります。
例えば、一つの部屋に対して入退室管理設備を導入する場合は以下の費用が必要となります。ID認証リーダーの種類、ID認証リーダーの数量(入室のみ認証、入・退とも認証など)電気錠を設置する扉の形状、配線工事の距離や経路、保守費用の有無などにより導入に必要となる費用は異なってきます。
導入する場合に必要となる主な費用
製品の特徴
■防塵・防水仕様(IP65)で、屋外での使用も可能です。 |
【製品詳細】
●型番号=Mifareカード対応:BEWM/Felicaカード対応:BEWI ●認証方式=指紋/ICカード ●対応ICカード*13.56MHz Mifare/DesFire iClass,Felica
【容 量】
●テンプレート=10,000[1:N] /最大ユーザー登録数=5,000/アクセスログ=50,000 ●【インターフェース】ワイアレスLAN=- ●TCP/IP=Yes ●RS485=1 ch ●RS232=- ●Wiegand=In or Out(Switchable) ●TTL I/O=2 Inputs ●内蔵リレー=1 ●USB=-
【ハードウエア】
●CPU=533MHz DSP ●メモリ=8MB flash + 8MB RAM ●LCDディスプレイ=- ●LEDインジケーター=Multi-color LED ●サウンド=Multi-tone buzzer ●音声通知=- ●保護等級=IP65 (Outdoor) ●動作温度=- 20℃〜50℃ ●タンパー=Switch ●PoE=Yes ●電気仕様=12VDC ●マウント=- ●規格=CE, FCC, KCC. RoHS, IP65 ●本体寸法mm (W×H×D)=50 ×172 × 42 ●基本パッケージ=本体、取付金具、取り付けビス、ユーザーマニュアル ※ACアダプタは含まれていません。
BioSter(管理ソフト) 指紋やIDの登録、各種設定をサポートするソフトウェア「BioStar」。 |
タッチパネル&非接触カード式電気錠 特徴 |
新規はもちろん、既存の扉にも、また、今お使いの入退室管理システムの増設にも、簡単に取付可能。
カードや携帯電話による開錠 |
タッチパネルテンキーによる暗証番号開錠 |
室内からはOPENボタンひと押しで開錠 |